テレワーク・リモートワークに用いる「端末」とは?
テレワークの導入解説で、頻繁に「端末」という用語を使っています。
説明が長くなりますので、この記事で解説します。
ネットワークの末端にあるパソコン、タブレット、スマートフォンを総称して「端末」とよびます。
このブログでは端末をパソコンで図解している場合が多いですが、テレワークではパソコンのほかにも、タブレットやスマートフォンも利用できます。
パソコン(PC)
テレワークでのシステム方式を説明するために、PCを次の2種類に分類します。
- シンクライアント型PC
- リッチクライアント型PC
シンクライアント型PC
- 「薄い(thin)」と「クライアント(Client)」を組み合わせた用語
- 端末の機能を最小限にし、サーバーとセットで使うことが前提
- データはサーバーに保存される、一方、PCにはデータは保存されない
- PC本体が盗難・紛失されても、データ漏洩が起こりにくい
リッチクライアント型PC
- 「豊富な(rich)」と「クライアント(Client)」を組み合わせた用語
- オフィス勤務の従業員が利用するPCのほとんどが、このリッチクライアント型PCです
- データをPC本体のハードディスクに保存することができます
- PC本体が盗難・紛失されると、PCに保存されたデータが漏洩する危険性があります
タブレット・スマートフォン
モバイル勤務で使われることが多い端末です。
よくある使い方は次のとおりです。
- 移動中
- PCのサブ画面
- メールやチャットなどの簡単な業務
- 決裁業務
まとめ
日常会話であまり「端末」という用語を使うことは少ないと思います。普段私たちが利用するPC、スマートフォン、タブレットを総称して「端末」と呼びます。