個人事業主や法人として開業すると、避けて通れないのが日々の記帳と確定申告。
- 「まだ取引が少ないから、手書きやExcelでもいいのでは?」
- 「会計ソフトって本当に必要なの?」
- 「簿記の知識がないけど大丈夫?」
こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
私は2013年に開業して以来、弥生会計(デスクトップ版)を使い続けており、現在は個人事業とマイクロ法人の両方の記帳を管理しています。また、マネーフォワード契約(電子契約)も実際に活用しています。
結論から言うと、最初から会計アプリを使うことを強くおすすめします。 手書きやExcelでも一時的には運用可能ですが、長期的には作業の正確性と効率性、そして確定申告や税務対応のリスク回避の点で、会計アプリが圧倒的に有利です。
この記事では、なぜ最初から会計アプリを使うべきなのか、会計アプリで具体的に何ができるのか、そして弥生会計とマネーフォワードクラウドを実際に使った経験から、正直なメリット・デメリットをお伝えします。
| 個人事業 | マイクロ法人 | |
|---|---|---|
| 弥生会計(デスクトップ版) | 弥生会計26スタンダード | 弥生会計26スタンダード |
| 弥生会計(クラウド版) | やよいの青色申告オンライン
| 弥生会計Next |
| マネーフォワードクラウド | マネーフォワードクラウド確定申告
| マネーフォワードクラウド会計
|
各社の詳しい機能比較や料金プランについては、こちらの記事で解説しています
手書き・Excelではダメなのか?税理士からのアドバイス
「まだ取引が少ないから、手書きやExcelでも大丈夫では?」
開業を検討している方から、よくこのような質問を受けます。
税理士が「最初から会計ソフトを使うべき」と言った理由
2013年、私が開業届を税務署に提出したときのことです。
窓口で「記帳について相談できるところはありますか?」と聞いたところ、隣の建物にある納税協会を紹介してもらいました。
そのまま納税協会に相談に行くと、税理士さんが対応してくれました。私が「最初は取引も少ないので、手書きやExcelでも大丈夫ですか?」と聞いたところ、税理士さんは即答でこう言いました。
「最初から会計ソフトを使うべきです。手書きやExcelはおすすめしません」
その理由を聞くと、以下のように説明してくれました。
手書き・Excelのデメリット:
- 手入力ミスが発生しやすく、データの整合性を保つのが難しい
- 仕訳の自動化や連携機能がないため、日々の入力作業が時間を取る
- 複式簿記の理解が不十分だと、運用が難しくなる
- 決算・確定申告の時期に集計作業が煩雑になる
- 税務調査時の根拠資料の作成が大変
会計ソフトのメリット:
- ミスが圧倒的に少ない
- 確定申告がスムーズ
- 時間の節約になる
- 税制改正に自動対応してくれる
- 多くの人が使っているものなら情報も多く、困ったときに解決しやすい
そして、「それで何がおすすめですか?」と聞いたら、「弥生会計あたりでいいのではないでしょうか?」とおすすめしてもらいました。
このアドバイスに従って、私は最初から弥生会計を使うことにしました。結果として、この選択は大正解でした。
「最初は取引が少ない」は落とし穴
「最初は取引が少ないから、手書きやExcelで始めて、取引が増えてからソフトに移行しよう」
これは一見、合理的に思えます。初期コストも抑えられます。
しかし、税理士さんが指摘したのは、「確定申告の時期が近づくと作業量が急増する」という点でした。
日々の記帳を手書きやExcelでやっていると、確定申告の直前に膨大な集計作業が発生します。そのときになって「会計ソフトに移行しよう」と思っても、過去のデータを入力し直す手間が発生します。
最初から会計ソフトを使っていれば、日々の記帳さえしていれば、確定申告の時期になっても慌てることがありません。
私自身、10年以上会計ソフトを使い続けていますが、この「慌てずに済む安心感」は本当に大きいです。
個人事業とマイクロ法人の両方を運営する場合
さらに、個人事業とマイクロ法人の両方を運営する場合、同じ(または同じメーカーの)会計アプリを使うことが非常に重要です。なぜなら、会計アプリの使い方に慣れていないため、個人事業とマイクロ法人で別のアプリを使うことは、覚えることが増えて、脳のリソースを使うからです。
手書きやExcelでそれぞれ別々に管理していると、
- データの一貫性が保てない
- 集計や分析が煩雑になる
- 税理士との連携が難しくなる
会計ソフトを使えば、個人事業とマイクロ法人で同じ(または同じメーカーの)ソフトを使い、データファイルを分けて管理できます。操作方法も同じなので、効率的です。
私自身、個人事業とマイクロ法人の両方を弥生会計(デスクトップ版)1つで管理していますが、このメリットを実感しています。
二刀流(個人事業+マイクロ法人)での会計ソフトの使い方については、こちらで詳しく解説しています
会計アプリで何ができるのか?具体的な機能とメリット
では、会計アプリを使うと、具体的にどんなことができるのでしょうか。
仕訳入力だけで、帳簿が自動作成される
会計アプリの最大の特徴は、仕訳を入力するだけで、必要な帳簿がすべて自動的に作成されることです。
簿記の専門知識がなくても、日々の取引を入力していくだけで、以下のような帳簿が自動的に更新されます。
- 仕訳帳
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 売掛帳
- 買掛帳
- 総勘定元帳
さらに、これらのデータから貸借対照表や損益計算書といった決算書も自動的に作成されます。
手書きやExcelでは、これらの帳簿を個別に作成・更新する必要がありますが、会計アプリなら仕訳を入力するだけで、すべて自動的に更新されます。
銀行口座・クレジットカードとの自動連携
最近の会計アプリは、銀行口座やクレジットカードと連携できます。
取引データを自動で取り込んでくれるので、手入力の手間が大幅に減ります。
例えば、
- 銀行口座の入出金が自動で取り込まれる
- クレジットカードの利用明細が自動で取り込まれる
- AIが仕訳を提案してくれる(学習機能付き)
手書きやExcelでは、通帳やカード明細を見ながら手入力する必要がありますが、銀行口座やクレジットカードと連携できる会計アプリならこの作業が大幅に削減できます。
私が使っている弥生会計(デスクトップ版:追加機能なし)では手入力していますが、慣れない方は連携した方が楽かもしれません。
二刀流(個人事業+マイクロ法人)での会計ソフトの機能の比較については、こちらで詳しく解説しています
| 個人事業 | マイクロ法人 | |
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税制改正に自動対応
税制は毎年のように変わります。消費税率の変更、軽減税率の導入、インボイス制度の開始など。
手書きやExcelでは、これらの税制改正に自分で対応する必要があります。どう記帳すればいいのか、調べる時間も必要です。
会計アプリなら、ソフトのアップデートで自動的に対応してくれます。 自分で調べて設定を変える必要がありません。
私は10年以上弥生会計を使っていますが、様々な税制改正がありました。しかし、すべてソフトのアップデートで自動対応してくれたので、自分で調べる手間がかかりませんでした。
レポート作成が迅速
会計アプリなら、【残高試算表(年間推移)】を即座に作成し、貸借対照表や損益計算書の年間推移を確認できます。
「今月の売上はいくら?」 「今期の利益見込みは?」 「現金の残高は?」
こういった疑問に、すぐに答えられます。
手書きやExcelでは、集計作業に時間がかかりますが、会計アプリならボタン1つで集計・レポート作成ができます。
領収書のデジタル化・証憑管理が簡単
多くの会計アプリには、領収書をスマホで撮影してデータ化する機能があります。
領収書の紙の保管が不要になり、紛失リスクも低減します。
また、仕訳と領収書の画像を紐付けられるので、「この取引の領収書はどこだっけ?」と探す手間がなくなります。
スマホからも記録・確認できる
クラウド型の会計アプリなら、スマホからも記帳・確認ができます。
外出先で領収書をもらったら、その場でスマホから記帳。帰宅してからパソコンで入力する手間がかかりません。
忙しい開業初期でも、遅延を減らせます。
税理士との連携がスムーズ
将来的に税理士に依頼することを考えている場合、クラウド型の会計アプリを使っていると、データ共有がスムーズです。
税理士が会計アプリのパートナーであれば、会計アプリのアカウント費用を会社側で負担することなく、会計ソフトのデータを直接確認できます。いちいち紙の帳簿やExcelファイルを渡す必要がないのがメリットですね。
会計アプリのデメリットと対策
もちろん、会計アプリにもデメリットはあります。正直にお伝えします。
月額・年額の利用料がかかる
会計アプリは、買い切りまたはサブスクで月額または年額の利用料が発生します。
手書きやExcelなら、初期コストはほぼゼロです。この点は確かに会計アプリのデメリットです。
対策:
- 弥生会計には初年度無料のプランがあります。実質1年間のお試し期間として活用できます
- マネーフォワードには、1ヶ月無料トライアルがあります。
- デスクトップ版を選べば、買い切り型のため、長期的にはコストを抑えられます
- 月額数千円程度のコストは、得られる時間短縮効果を考えれば、十分に元が取れます
私自身、10年以上弥生会計(デスクトップ版)を使っていますが、このコストは「必要経費」として全く惜しくありません。むしろ、手作業で帳簿を作る時間を考えれば、圧倒的にコスパが良いと感じています。
二刀流(個人事業+マイクロ法人)での会計ソフトの料金の比較については、こちらで詳しく解説しています
インターネット接続が必要(クラウド型の場合)
クラウド型の会計アプリは、インターネット接続が必要です。オフラインでは作業できません。
対策:
- デスクトップ版を選べば、オフラインでも作業できます
- 私が弥生会計のデスクトップ版を選んだ理由の1つがこれです
初期設定や科目設定の学習コストがかかる
会計アプリを使い始めるとき、初期設定や勘定科目の設定など、ある程度の学習が必要です。
対策:
- 多くの会計アプリには、初心者向けのガイドやサポートがあります
- 多くの人が使っているソフト(弥生会計、マネーフォワードなど)なら、インターネットで検索すれば、大抵の疑問は解決できます
- 初期の学習コストは、長期的な効率化と比べれば、わずかなものです
私も最初は戸惑いましたが、実際に使ってみると、画面の指示に従って入力していけば、すぐに慣れました。
弥生会計デスクトップ版を10年使い続けて分かったメリット・デメリット
ここからは、私が実際に10年以上使っている弥生会計の実体験をお伝えします。
私は2013年の開業以来、現在も弥生会計(デスクトップ版)を愛用しています。個人事業とマイクロ法人、両方の記帳をこのソフト1つで管理しています。
私が弥生会計デスクトップ版を選んだ理由
クラウド版ではなくデスクトップ版を選んだ理由は:
- インターネット環境に左右されない
オフラインでも作業できる安心感 - 動作が安定している
サクサク動くので、記帳がストレスフリー - データを自分のパソコンで管理できる
バックアップも自分でコントロールできる
10年以上前の選択ですが、今でもこの選択に満足しています。
弥生会計デスクトップ版のデメリット
もちろん、デメリットもあります。
給与計算は別ソフトが必要
従業員を雇って給与計算が必要になった場合、弥生会計だけでは対応できません。弥生給与という別のソフトが必要になります。
私自身は従業員を雇っていないので問題ありませんが、雇用を考えている方は注意が必要です。
勤怠管理や契約管理の機能はない
弥生会計は、あくまで「会計」に特化したソフトです。
勤怠管理や電子契約などのバックオフィス業務は、別のツールが必要になります。私の場合、電子契約はマネーフォワード契約を使っています。
弥生会計デスクトップ版がおすすめな人
10年以上使ってきた経験から、弥生会計デスクトップ版は以下のような方におすすめです:
- 従業員を雇う予定がない方
- シンプルに会計処理だけをしたい方
- 個人事業とマイクロ法人の両方をコスパ重視で管理したい方
各社の詳しい機能比較や料金プランについては、こちらの記事で解説しています
マネーフォワードクラウドで何ができる?実際に使って分かったこと
一方、マネーフォワードクラウドの最大の特徴は、会計だけでなく、勤怠、給与、電子契約など、多くのサービスとシームレスに連携できる点にあります。
私自身は、マネーフォワード契約(電子契約)を実際に使っています。また、社労士として顧問先に提案する際、マネーフォワードのアカウントを持っていますので、会計や給与などの機能も詳しく検証しています。
マネーフォワードクラウドの特徴
マネーフォワードクラウドは、会計、勤怠管理、給与計算、経費精算、請求書作成、電子契約など、様々なサービスが1つのプラットフォームで提供されています。
各サービス間のデータ連携がスムーズなので、従業員を雇っている事業者にとっては大きなメリットです。
例えば、給与計算のデータが自動的に会計に反映されたり、経費精算のデータが会計仕訳に自動変換されたりします。
マネーフォワード契約で得られたコスト削減効果(実体験)
ここからは、私が実際に使っているマネーフォワード契約(電子契約)について、具体的なメリットをお伝えします。
印紙代と郵送コストの削減
電子契約の導入で、まず削減できたのが印紙代と郵送コストです。
従来の紙の契約書では、契約金額に応じて収入印紙を貼る必要があります。
電子契約では、この印紙代が一切不要になります。年間で複数の契約を結ぶ場合、この削減効果は非常に大きいです。
また、契約書を郵送する際の切手代や封筒代、印刷代なども不要になります。
契約締結までの時間を大幅に短縮
電子契約のもう1つの大きなメリットが、契約締結までの時間の短縮です。
紙の契約書の場合、以下のような手順が必要でした:
- 契約書を作成・印刷
- 郵送
- 相手方が署名・押印
- 返送
- 受領・保管
これだけで、早くても数日、場合によっては1週間以上かかることもあります。
一方、マネーフォワード契約を使えば:
- 契約書を作成
- メールで送信
- 相手方が電子署名
- 即座に完了
最短で当日中に契約が完了します。この時間短縮効果は、ビジネスのスピード感を大きく向上させます。
特に、急ぎの案件や、遠方の取引先との契約では、このメリットが際立ちます。
契約書の管理が簡単
また、契約書の管理も非常に簡単です。
すべてクラウド上で一元管理されるため、「あの契約書、どこに保存したっけ?」と探す手間がなくなりました。
契約状況も一目で分かるため、未締結の契約を見落とすリスクも減ります。検索機能も充実しているので、過去の契約書もすぐに見つかります。
マネーフォワード契約は、実際に使ってみて本当に満足しているサービスです。コスト削減と時間短縮、両方のメリットを実感しています。
マネーフォワードクラウドのメリット(雇用がある場合)
私自身は従業員を雇っていないため、給与や勤怠管理の機能は日常的には使っていません。
ただし、社労士として顧問先への提案や導入支援をする中で、雇用がある事業者にとってのマネーフォワードの強みを実感しています。
複数のサービスがシームレスに連携
会計だけでなく、給与計算、勤怠管理、経費精算、請求書作成など、バックオフィス業務を一元管理できます。
各サービスのデータが自動連携するため、二重入力や転記ミスのリスクが減ります。
従業員を雇うときに追加サービスを探す必要がない
事業が成長して従業員を雇うことになっても、同じプラットフォーム内でサービスを追加できます。
新しいツールを探して、また一から設定する手間がかかりません。
クラウドなので専門家との連携がスムーズ
完全クラウド型なので、顧問税理士や顧問社労士との情報共有がスムーズです。
マネーフォワードクラウドのデメリット
料金は使うサービスが増えると高くなる
基本的には各サービス(会計・給与・勤怠など)ごとの料金体系になっているため、使うサービスが増えるほど料金も上がります。
マネーフォワードクラウドがおすすめな人
社労士として顧問先に提案している経験から、マネーフォワードクラウドは以下のような方におすすめです:
- 従業員を雇っている/雇う予定がある
- マイクロ法人を設立していて、将来的に雇用を考えている
- 会計だけでなく、給与・勤怠・契約など、バックオフィス業務を一元管理したい
- 電子契約を活用したい
- 顧問税理士や顧問社労士と税務や労務の情報を共有したい
どちらを選ぶべき?シンプルな選び方
ここまで、手書き・Excelと会計アプリの違い、そして弥生会計とマネーフォワードクラウド、それぞれの実体験をお伝えしてきました。
では、結局どうすればいいのでしょうか?
結論:最初から会計アプリを使うべき
結論から言うと、最初から会計アプリを使うことを強くおすすめします。
手書きやExcelでも一時的には運用可能ですが、長期的には、
- 作業の正確性
- 効率性
- 確定申告や税務対応のリスク回避
これらの点で、会計アプリが圧倒的に有利です。
「コストを最小限に抑えたい」「簿記を自分で学ぶ過程を大事にしたい」という場合は、手書き・Excelで開始し、一定の運用規模に達した段階でアプリへ移行する選択肢もあります。
しかし、確定申告の時期が近づくと作業量が急増し、そのときになって移行するのは大変です。 最初から会計アプリを使っていれば、この問題は起きません。
どの会計アプリを選ぶべきか?
では、どの会計アプリを選ぶべきでしょうか?
判断基準は、実はとてもシンプルです。
| あなたの状況 | おすすめ会計アプリ(クラウド版) |
|---|---|
| 初心者で経理が不安 | 弥生会計 |
| 自動化&効率化を重視 | マネーフォワード |
| 個人・法人を同時に運営 | マネーフォワード(事業所切替が便利) |
| とにかくコストを抑えたい | 弥生会計(初年度無料) |
「仕訳を手入力できるよ!」という方は弥生会計(デスクトップ版)が最もコスパが良いと思います。
私自身の使い分け
参考までに、私自身の使い方をお伝えすると、
個人事業とマイクロ法人の会計
→ 弥生会計(デスクトップ版)
従業員を雇っていないので、会計機能だけで十分。個人事業もマイクロ法人も、この1つのソフトで管理しています。
電子契約の管理
→ マネーフォワード契約
契約書の作成・管理が必要なので、マネーフォワード契約を使っています。
このように、雇用の有無と、必要な機能で使い分けるのが合理的です。
今回の記事では、私の実体験を中心にお伝えしました。
各社の詳しい機能比較、料金プラン、デスクトップ版とクラウド版の違いなどについては、こちらで詳しく解説しています。
まとめ:最初から会計アプリを使って、経理業務の負担を減らそう
開業したとき、納税協会の税理士さんから「最初から会計ソフトを使うべき」「多くの人が使っているソフトを選ぶべき」とアドバイスを受けました。
そのアドバイスに従って弥生会計を選び、10年以上使い続けていますが、本当に正解だったと思います。
手書き・Excelではなく、最初から会計アプリを使うべき理由
- 手入力ミスが発生しにくい
- 仕訳入力だけで、必要な帳簿がすべて自動作成される
- 確定申告書類もスムーズに作成できる
- 税制改正にも自動対応
- 経理業務の時間を大幅に短縮できる
- 確定申告の直前に慌てることがない
会計アプリのデメリット:
- 月額・年額の利用料がかかる
- 初期設定の学習コストがかかる
- インターネット接続が必要(クラウド型の場合)
しかし、得られる時間短縮効果を考えれば、投資価値は十分にあります。
今回おすすめしましたアプリは次の通りです。
| 個人事業 | マイクロ法人 | |
|---|---|---|
| 弥生会計(デスクトップ版) | 弥生会計26スタンダード | 弥生会計26スタンダード |
| 弥生会計(クラウド版) | やよいの青色申告オンライン
| 弥生会計Next |
| マネーフォワードクラウド | マネーフォワードクラウド確定申告
| マネーフォワードクラウド会計
|
税理士さんが言っていたように、「多くの人が使っているもの」を選べば、分からないことがあっても情報が見つかりやすく、安心して使い続けられます。
会計アプリは、事業を続ける上での必須ツール。手書きやExcelで後悔する前に、最初から会計アプリを選んで、経理業務の負担を減らしましょう。

さらに、マイクロ法人の設立を検討している方は、こちらも参考にしてください。





