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個人事業とマイクロ法人の二刀流!クラウド会計アプリ(弥生・マネフォ・フリー)は同じアカウントで使える?

個人事業とマイクロ法人の 二刀流!クラウド会計アプリ(弥生・マネフォ・フリー)は同じアカウントで使える? 個人事業×マイクロ法人

個人事業をしていますが、マイクロ法人を作ろうかなと考えています。既に個人事業で使っているクラウド型会計アプリは、法人でも同じアカウントで使えるのでしょうか?それとも別々に契約が必要でしょうか?あまりメールアドレスを増やしたくないと思っています。

二刀流を考えている方からこんな質問をいただきました。

結論から言いますと、会計アプリによって対応が異なります。

この記事では、主要なクラウド会計アプリ(弥生・マネーフォワード・freee)が、個人事業とマイクロ法人で同じアカウントで使えるのかを、公式情報と実体験をもとに徹底解説します。

【結論】アカウント利用の可否と条件

個人事業とマイクロ法人が同じアカウントで利用できるか、次の表にまとめました。

クラウド会計アプリ同じアカウント(メールアドレス)での利用可否料金(年額・税込)※1,※2個人・法人のアカウント切り替え
弥生会計可能(弥生IDで紐付け)41,910円クラウドサービス契約時に”弥生ID”が必要です。なお、製品別の”お客様番号”は別です。
弥生マイポータル(Web)のホーム画面経由でサービス(個人事業と法人)の切替可能。
マネーフォワード可能(事業者追加)49,632円事業者を追加します。
画面右上でサービス(個人事業と法人)の切替可能。
freee可能(事業者追加)65,472円事業者を追加します。
画面右上でサービス(個人事業と法人)の切替可能。
※1 個人・法人それぞれのプランで利用料金が発生します。
※2 算出方法 詳しくはこちら
弥生会計=やよいの青色申告オンラインセルフプラン(11,330円)+弥生会計Nextエントリープラン(38,280円)
マネーフォワード=パーソナルプラン(16,896円)+ひとり法人プラン(32,736円)
freee=スタンダードプラン(26,136円)+ひとり法人プラン(39,336円)
  • 弥生が最もコストが安いが、弥生マイポータル経由で切り替えるのが他の2社に比べて面倒
  • freeeはアカウント切り替えが便利ですが、料金はやや高め
  • マネーフォワードはアカウント切り替えが便利。料金は弥生よりも高いがfreeeよりは安い。

弥生会計:弥生IDは共通でコスパ良し

弥生IDの仕組み

弥生では「弥生ID」という共通のIDで複数の弥生製品・サービスを管理できます。

  • ✅ 弥生ID(アカウント)は1つでOK
  • ❌ 個人用製品と法人用製品は直接切り替えできない

二刀流で使う場合の構成

必要な契約:

  1. やよいの青色申告オンライン セルフプラン(個人事業主用):年間11,330円(税込)
  2. 弥生会計Next エントリープラン(法人用):年間38,280円(税込)

合計:年間41,910円(税込)

使い方のイメージ

弥生IDは1つですが、以下のように別々の製品にログインする必要があります:

  1. 個人事業の記帳をする → 「やよいの青色申告オンライン」にログイン
  2. マイクロ法人の記帳をする → 「弥生会計オンライン」にログイン

製品の切り替えは必要ですが、弥生IDでマイポータルから簡単にアクセスできます

マネーフォワード:アカウント管理の利便性とコスパとのバランス良し

マネーフォワード クラウドでは、1つのメールアドレスでアカウントが作成され、自分が作成した事業所・招待された事業所それぞれにアクセスできます 。

アカウントの仕組み

マネーフォワードは、1つのアカウントで個人事業主と法人を管理できます

複数の事業所へのアクセス権を持つ場合、画面右上の事業所名から、表示・記帳する事業所を切り替えることができます 。

二刀流で使う場合の構成

必要な契約:

  1. マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルプラン(個人事業主用):年間16,896円(税込)
  2. マネーフォワード クラウド会計 ひとり法人プラン(法人用):年間32,736円(税込)

合計:年間49,632円(税込)

使い方のイメージ

複数の事業所へのアクセス権を持つ場合、画面右上の事業所名から、表示・記帳する事業所を切り替えることができます 。

  1. 1つのアカウントで2つ目以降の事業者を作成します。
    方法は公式サイト:事業者の新規作成方法に紹介されています。
  2. マネーフォワードクラウド会計 画面の右上の事業者名をクリックし「事業者・年度の管理」画面を表示させます。
  3. 複数登録している事業者を切り替えます。
    方法は公式サイト:「事業者・年度の管理」の使い方に紹介されています。

    freee(フリー):アカウント管理は便利だが料金はやや高め

    freeeでは、1つのメールアドレスでアカウントが作成され、自分が作成した事業所・招待された事業所それぞれにアクセスできます 。

    アカウントの仕組み

    freeeは、1つのアカウントで個人事業主と法人を管理できます

    複数の事業所へのアクセス権を持つ場合、画面右上の事業所名から、表示・記帳する事業所を切り替えることができます 。

    二刀流で使う場合の構成

    必要な契約:

    1. freee会計 スタンダード(個人事業主プラン):年間26,136円(税込)
    2. freee会計 ひとり法人(法人プラン):年間39,336円(税込)

    合計:年間65,472円(税込)

    使い方のイメージ

    複数の事業所へのアクセス権を持つ場合、画面右上の事業所名から、表示・記帳する事業所を切り替えることができます 。

    1. 1つのアカウントで2つ目以降の事業者を作成します。
      方法は公式サイトに紹介されています。
    2. freee会計 画面の右上の事業者名にマウスカーソルを合わせ、表示された事業所名一覧の中から、表示させたい事業所名をクリックして切り替えます。方法は公式サイトに紹介されています。

    【比較表】二刀流でのアカウント管理と年間コスト

    項目弥生会計オンラインマネーフォワードfreee
    アカウント弥生ID(共通)1つ(共通)1つ(共通)
    製品の切り替え弥生マイポータル経由画面右上でツークリック画面右上でワンクリック
    個人事業+法人
    年間コスト(税込)
    41,910円49,632円65,472円
    特長コスパ良しコスパ・操作性のバランス良し操作性良し

    まとめ

    いずれの会計アプリでも二刀流は可能ですが、個人事業と法人の会計アプリの会社は同じにした方がアカウントの管理がしやすいでしょう。

    弥生、マネーフォワード、フリーのどのクラウド会計アプリが良いかは、コストと機能のバランスで好みのアプリを選びましょう。

    会計アプリの機能や使いやすさをもっと詳しく比較したい方は、こちらの記事をご覧ください。さらに、デスクトップアプリについても比較しています。ぜひご覧ください。

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